Little Curly

サークルLittle Curly/詠野万知子のBLOGです。
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# 【感想】舞台7月〜12月

今年後半の観劇記録です。(→前半はこちら

 

■新聞家『帰る』
■カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』
■ホリプロ『ピーターパン』
■KAJALLA『大人たるもの』
■エムキチビート『アイワズライト』
■fragment edge『うみがめくれる』
■チーム夜営『衛星の兄弟』
■末満健一『天球儀』
■大橋可也&ダンサーズ『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』
■KOKAMI@network.『サバイバーズギルト& シェイム』
■りゅーとぴあプロデュース『オフェリアと影の一座』
■おぼんろ『ヴルルの島』
■マームとジプシー『ロミオとジュリエット』
■fragment edge『プリンセスアジェンダ』

 

つづきからメモ書き程度の感想です。

 

■新聞家『帰る』

桃を剥く手ぎわが美しかった…。とても演者と近い状況下で、事前 に配られた桃を食べるタイミングが分からず、結局食べずじまいだ ったのが心残りです。演者に影響を与えたくない…という無用な心 配(もはや恐怖感)で緊張しっぱなしでした。

 

■カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』

とてもファンタジックな演出でした。ないものをあるように振る舞うダンス表現とか、すごいバランス感覚で表現される階段とか、びっくり驚きの振り付けでした。小道具や衣装もかわいい。ジュリエットの少女なかんじが可愛かったです。

 

■ホリプロ『ピーターパン』

ファミリー向けミュージカルです。伝統的な、ティンカーベルを助 けるシーンを体験したかった…!

満足です。孫が出来たら観せたい と思った。

ピーターパンって誰のための物語なんだろう(大人になりたくない 子供のための?)と思っていたけれど、お母さんのためのお話なん だなと納得できました。

 

■KAJALLA『大人たるもの』

観にいけて感無量です。ああ楽しかった!

ポスターが、出演者全員の足が地についてないところ好きです。

 

■エムキチビート『アイワズライト』

<物語を語る盲目の少年と、それを書き取る少年のお話>というあ らすじを読んで観に行きました。想像以上に好みのお話で、役者さ んの熱演が心を揺さぶる舞台でした。生演奏のBGMも嬉しい…!

誰が被害者/加害者なのかとか、誰が誰を救うのかとか、いろんな 視点で観られる物語で、頭に残る…。劇中、真っ暗なシーンが印象 的で、終幕したあとの舞台の明るさが妙に眩しく感じられました。

 

■fragment edge『うみがめくれる』

百合観察舞台…。セーラー服に生足は大変よいもの…。主役の女優 さんの存在感が強かったです。舞台とは関係ないけれど最近は坂本 真綾さんの「DIVE」を聴くたび『うみがめくれる』を連想する ようになっています。

自分が欲しいものをあの子が持ってて、しかもあの子はそれに 何ら価値を感じていないふうである、という状況は非常に悔しく苦 しいだろうなあ、と美術部部長に感情移入しながら観ていました。

 

■チーム夜営『衛星の兄弟』

登場人物は衛星。だから人間ではないのだけど、人間ではない存在 を人間が人間の姿のまま演じられるから舞台は楽しいなあと思いま した。衣装や美術も素敵でした。

 

■末満健一『天球儀』

設定に惹かれて行きましたが事前情報から思いがけずギャグの多い ライトな調子でびっくりしました。(時事ネタとかがあるものとは 思わなかった。)舞台美術と新垣さんの演技がとても素敵。また別 の舞台で見たくなりました。

 

■大橋可也&ダンサーズ『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』

小説を言葉を用いずに表現するダンスというかんじなのでしょうか 。人間が無機質に見える表現が面白いです。無機質な人間のなかに 置かれると、ヒューマノイドにふと人間味を感じたり…。ダンサー のみなさん身体が綺麗で素敵でした。

開演のあいさつをロボホンがしてくれるのも楽しい。(可愛い。)

 

長谷敏司先生の同名の短篇小説、とても素晴らしかったです。
主人公、実力あるダンサーの護堂が事故に遭い重傷を負って、復帰を目指す話、というのが簡単なあらすじ。

踊ることでしか生きられなかった男が、失ったそれを、取り戻そうとするお話。

<踊ることで前に進むのは、彼にとってよろこびだった。踊ることで何かが進展するなら、そこは護堂にとって天国だ。そういう世界に、能(あた)うかぎりの血と汗を支払ってでも、戻ってきたかったのだ。>

この一文を、しみじみ読んで、憧れを抱くのでした。

 

■KOKAMI@network.『サバイバーズギルト& シェイム』

自分だけ生き残ってしまったゆえの罪悪感や羞恥心がテーマのお話 です。戦場で命を落とした青年兵士が、天国ではなく生まれ故郷に 戻ってきて、学生としてやり残していた映画作りに挑戦するホーム コメディ的な、温かくて笑えて励まされる娯楽いっぱいな舞台でし た。死者を扱う割に陰気さも湿っぽさも全然ないです。楽しかった …。大道具や映像の演出も面白かったです。劇中劇の< 幼稚園が舞台のロミオとジュリエット>も。

家族みんなで焼き肉するシーンで本当にお肉焼いてて、しばらくし たら匂いが漂ってきたのが強烈に印象的でした。(ごはんを食べず に見たお昼の回でした。

 

■りゅーとぴあプロデュース『オフェリアと影の一座』

本筋と劇中劇が二つ、雰囲気が全然違うお芝居が観れる楽しい舞台 でした。誰のものでもない影たちが集った劇団の物語。小道具使い がかわいくて、ときめく…。

プロンプターっていう仕事を知らなかったのであらためて調べてみて、『演技中の 俳優にかげでせりふを教える役』、オフェリアさん自身 も「影」だったのかと腑に落ちました。

語り部の穏やかで感情豊かな語りが心地よく、すっごくクオリティ の高い絵本の読み聞かせみたいで楽しい。

 

■おぼんろ『ヴルルの島』

主のない軍用ロボットの「アゲタガリ」と、親のない盗賊の少年「 ホシガリ」がゴミ捨て場にされた島で出会うお話。

劇団の情熱がすごく熱いのが伝わってきました。360度、客席を 含めて舞台を構成しているので、首をぐるぐる回すのが多少疲れる ものの、お話への没頭が深いお芝居でした。キャラデザ(衣装)も 可愛い。舞台美術も、お伽噺感が強くて好きです。

 

■マームとジプシー『ロミオとジュリエット』

ロング丈ワンピースの裾が美しく翻るさまをずっと見ていたいと思 う舞台でした。

特徴的なセリフのリフレインが中毒性高く、繰り返されるセリフの 帯びる意味が段々変わっていくのが、観ていてドキドキします。楽 しいです。同じ文章だけど、同じセリフではないのだなとじわじわ理解していく…。

 

■fragment edge『プリンセスアジェンダ』

コール!アジェンダ!

と癖になるセリフがいっぱいのエンタメ百合舞台でした。
全24話のTVアニメの1話から最終話までを見届けたような熱量と盛りだくさんの内容。OPの演出(アニメみたいなOPを、舞台で!)も楽しくて、もう一度見たいです。

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【原作/小説】
FullDive novel 「Innocent Forest」
FullDive novel
「Innocent Forest」
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「キミの瞳にヒットミー」
(戯画)

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「姫恋*シュクレーヌ!」
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