Little Curly

サークルLittle Curly/詠野万知子のBLOGです。
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# 【舞台感想】2019年7月〜

2019年7月〜の観劇感想です。随時更新です。

▼過去ログ:

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▼2019.07

■クロジ「ポリトゥスの蟲」
■少女歌劇☆レヴュースタァライト#2transition【再演】

■進戯団 夢命クラシックス「ひぐらしのなく頃に」
 

▼2019.08

■Mrs.fictions「月がとっても睨むから」

■オッドステージ「Stray Sheep Paradise」【再演】

■PARCOプロデュース2019「転校生」【男子】&【女子】

 

▼2019.10

■Nana Produce「レネゲイズ」

 

▼2019.11

■fragment edge「禽獣のクルパ」

 

▼2019.12

■桃源郷行きたい×劇団森企画公演「無線電信機の言伝は、アンドロイドに届かない。」

 

 

■クロジ「ポリトゥスの蟲」
残酷な世界とその中で存在する唯一の心の支えという関係性が、おぼんろの「ビョードロ」と共通していた気がします。そしてそのテーマが私は大好きなので、とても良かったです…(ビョードロの流れで観にいく決心をしたのでなおさらでした)
末原さんの世界観のダークメルヘンな感じがツボなので、またこの座組みで見てみたいです。

■少女歌劇☆レヴュースタァライト#2transition【再演】
舞台に生かされている…というか、舞台が活きている!
アンフィシアターのフレキシブルな舞台装置がボコボコ動いて、舞台から舞台少女が生えてくるし、飲み込まれて消えるし、照明はくるくるのキラキラで、広いステージを縦横無尽に駆け回る少女たちの姿は眩しくて、楽しい…これが…「きらめき」…
銀河劇場の「劇場!」という感じもとっても好きですが、「ショータイム!」ってかんじのアンフィシアターも楽しかったです。サーカス感かわいい。

 

八雲先生、また会えて嬉しいです…麗しい…。再演ですので先生が双葉ちゃんに特につっかかる理由とかをぼんやり想像しながら観ました。たぎる。

アニメ1クールで思い入れを育てて来たあとに現れるライバルの存在ってハードル高いじゃないですか…でも青嵐は強いライバルにふさわしい説得力を感じられて、迫力があって、そのうえただ「敵」というだけじゃなく大好きになってしまうキャラクターだったので、すごいなぁと思いました。また会いたいです。
 

■進戯団 夢命クラシックス「ひぐらしのなく頃に」
双子入れ替わりすごい…最初のうちは、なんとなくわかったんですけど、段々分からなくなっていって、今そこにいるのは、誰…!?という不気味な感覚、新感覚でした。
川崎ラゾーナの変わり身もすごい
川崎ラゾーナでお芝居を見るのは三回目なのですが、毎回来たことない雰囲気に仕上がっているので面白いです。(一回目は孤島、二回目は遊郭、三回目は雛見沢でした。
遠くに旅行に来た感が味わえる舞台セット、環境作りで、楽しい。都内から三十分くらいなのに旅行した気分になりました。
オープニングの童遊びみたいな振付がめちゃ好きでした。
圭一くんが常にフルスロットルで圭一くんで、だからこそ惨劇へ傾いて行く怖さが臨場感たっぷりで、ラストシーンはヒエエエエ……って震えました。緊張感のすごい舞台でした。怖かったです!!!!!!!!
 

■Mrs.fictions「月がとっても睨むから」
面白かったです!!!以上です!!っていうくらい満足してきました。

ずっと温かい余韻が残っていたお芝居でした。

 

題材自体はお話を見たあとも考え続けちゃうようなものなのですが、温かい希望あるラストだったので清涼感を抱いて真夏の青空の下の錦糸町を歩いて帰りました。
罪悪の、加害者と被害者、許す者と許される者、許されぬ者、というふしぎな縁で繋がっている人たちのお話でした。そして、罪を犯したかもしれない者たちの、それぞれの罪悪感への向き合い方も前向きでいい…
漫画家がカッコよくて男前で惚れちゃった…(己の罪悪感と向き合う女性、みんなカッコよかったですが)

罪を許さなくても続いて行く人間関係ってあるんだなろうな、そりゃあ人間そんな簡潔な存在じゃないしあるか…複雑。そういう感慨が訪れています。

作中で悪の象徴とされているものは一種の性癖ですが(YESショタコン、NOタッチ)、それに類するものはなんでも当てはまるお話だったので、「好きなものを堂々と好きって言えることは幸せだよなぁ」とか、もしそれが他者に否定されがちな嗜好だとしても「好き」って気持ちは偽れないよなぁとか、いろんな考えが巡りました。他人事じゃない部分もあったりするので…
畳みかけるようなコメディですごい笑わせてもらったあとの人間ドラマにもうめちゃんこグラグラっときて泣かされてしまうのは前作「伯爵のおるすばん」と同様に気持ちいいくらいで、次回作がまた楽しみになりました。楽しみです!!

 

 


■オッドステージ「Stray Sheep Paradise」【再演】

「才能」があらかじめ決定されている、というのはかなりディストピアなSF感な気がします。持てる者として選ばれた少女たちがその責務に向き合い、努力したり押し潰されたりしてしまうお話。初演でとても夢中になって観れた経験が印象深く、また劇場で再会できたのがとても嬉しかったです。みんな……かわいいよ…やさしいよ…

 

 


■PARCOプロデュース2019「転校生」【男子】&【女子】
よくオタクは「壁になりたい」と言います。好きなキャラクターの生態を観測したい、出来る限りの影響を与えず自然体の姿を眺めたい。壁や照明や観葉植物の視点で。
そういう願いが叶うのが、この舞台です。
ここにあるのは「教室」。
観客は壁です。
『転校生』は21人の少年あるいは少女が集まって「教室」を演じている舞台なんだと思いました。
そこで再現される空気感は、グラウンドの砂埃や石灰、上履きのラバー、掃除のあとで乾している雑巾、カーテンのカビ臭さ、チョークの粉、そういう匂いを想起するほどに、ありのままの教室だと思わせてくれます。
大人になったらそこへ行く方法はありません。もしも授業参観で行く機会があったとしてもそれは「授業参観日の教室」、異物の目を意識したものになるのです(大人になって教職に就いた方が見る教室も、きっと「先生がいる教室」の眺めになるでしょう)。
自然体の教室に生徒として身を置くことは二度とない。書いててめちゃくちゃ寂しくなってきた。
それを追体験できるのが『転校生』だったなと思いました。
教室の喧騒。懐かしい。愛しい。MP3データが欲しい。(作業用環境音)

(こう振り返って、私自身の学校生活が、結論としては幸いな経験だったのだなと改めて思いました。よい高校生活を送ったからこそ恋しくて懐かしいんだなあ…。でもきっとそうでなくても、その場合は憧れの学校生活の象徴として恋しく思えるのではないかしら…)

余談ですが一緒に行った子が本当に感激した様子だったのが見れてウヒョ~~~って思いました。やったぜ〜〜〜〜!! リピーター2000円引きを活用して、マチネ男子版を見たあとソワレ女子版をハシゴしました。悔いなし…でも一年に一回は観たい、という気持ちです。

男子版にあったスマホ動画の演出がイマドキっぽくて楽しかったです。

 

更に余談ですが、初演の感想もあります⇒舞台「転校生」|Little Curly

 

■ Nana Produce「レネゲイズ」

三連休の最終日に見に行ったのですがギリギリ昼の公演でよかったなと思いました。

この公演見て週明け迎えたくないという負の方向にエネルギッシュなものを感じました。不気味というか、不穏というか…面白かったです。冒頭の凄味に完全に圧倒されて「途中で降りれないかんじは観劇もジェットコースターみたいなものだよな…」と怯えとあきらめを抱きながら観ていました(楽しかった)
ようやく対立すべき三人のメインキャラクターの紹介が終わったところ…みたいなかんじで、少年漫画の前日譚的な印象があって、わくわくしました。広報担当が好きでした。

 

■fragment edge「禽獣のクルパ」

今までのフラグメントエッジと比べて、ぐっと身近に感じられたのは、舞台設定が現代日本に近いからかもしれません。そういえば、「海がめくれる」以降、今までずっとファンタジー感の強い設定のお話が多かったような…とはいえ、ファンタジーな世界での「等身大」の女の子の生きざまを見て来たと思います。
犬飼ミコトがとても魅力的で、猫宮が恋に落ちちゃうの分かるよ…!!と思いながら見てました。初恋泥棒。
女の子たちみんなそれぞれのスタンスでそれぞれに決断しているゆえの物語が、見ごたえあって、どのコも応援したくなってしまう、都度肩入れして見てしまいます。
虎渓さんと猫宮様の某シーンは今作ベストオブ「宗教画」でした。

 

■桃源郷行きたい×劇団森企画公演「無線電信機の言伝は、アンドロイドに届かない。」

アンドロイドSF三部作です。
独自にアンドロイドを作った天才少女のお話、荒廃した世界で「鯨」と生活を共にする人とアンドロイドのお話、「三つの約束」に関するお話。三つとも世界観や雰囲気が異なっていて、共通のテーマで三様に展開するのが面白いです。百合的にみるとラストシーンで震える1幕目、お話と世界観が一番好きな二幕目、雰囲気と少女の存在感が一番好きな三幕目、と、どれも満足感の強いものでした。

| comments(0) | - | 21:15 | category: 観劇 |
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